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古事記1:イザナギノカミとイザナミノカミのお話-史上初の夫婦喧嘩- | Just another WordPress site


テーマ:古事記

先日のエントリーで予告させていただきましたが、今回から古事記のストーリーをご紹介しようと思います。

 

一部、私の脚色が入ってますが、そこはご了承ください。

 

あまり肩肘張らずに気楽に読んでください。何せ、世界最古のエ□本ですから。(;´∀`)

 

それでは行きます。

 

【イザナギノカミとイザナミノカミのお話】

 

この世の始まりは、天も地もなく、時間も空間もない状態でしたが、ある日突然、天と地が分かれ、高天原(タカマノハラ)という天の高いところに神々が次々と現れます。

 

最初に、

天之御中主神(アメノミナカヌシノカミ)

という神様が現れます。続いて、

 

高御産巣日神(タカミムスヒノカミ)

神産巣日神(カミムスヒノカミ)

と呼ばれる神様が現れます。

 

この後、二柱の神々が現れ、これらの五柱の神々を別天神(コトアマツカミ)と呼んでいます。

 

これらは男女区別のない神々で、現れるとすぐに姿を隠されました。

 

次に神代七代と呼ばれる神々が現れます。

 

一代目と二代目の神は、男女区別のない神で、三代目以降が夫婦の神々でした。

 

この神代七代の七代目として現れた神が、伊耶那岐神(イザナギノカミ)と伊耶那美神(イザナミノカミ)です。

 

先輩神様たちは、イザナギとイザナミに下界の海を指し示し、「これらの世界を治めよ」と命じます。そして先輩神様たちは、イザナギとイザナミに矛を与えます。

 

イザナギとイザナミは、天の浮橋という雲のような場所から、海面に向かって矛を下ろし、「こおろ、こおろ」と叫んだ後、矛を引き上げると、矛の先から海水がしたたり落ち、塩が固まって島ができました。

 

この島をオノゴロ島と呼んでいます。

 

イザナギとイザナミは、オノゴロ島に神殿を建て住むことにします。

 

一息ついたところで、イザナギは、自分の下半身に何かがぶら下がってることに気づき、イザナミにこう聞きます。

 

「君の身体って、どうなってる~?」

 

イザナミ:

「私の身体も出来上がってますけど~。でも一か所だけくぼんでるところあるのよね~。」

 

イザナギ:

「僕の身体も出来上がってるけど。でも一か所だけ出っ張ってるところあるんだよね~。じゃあ、僕の出っ張ってるところを、君のくぼんでるところに差し込んで国を産むことにしようか。」

 

イザナミ:

「(>Д<)ゝ”ラジャー!!」

 

<これ私の創作じゃなくてホントにこう書いてるんですからね。(´・ω・`)>

 

そして、

 

イザナミ:

「あなたって、何ていい男なの~!」

 

イザナギ:

「君は、何ていい女なんだ~!」
と声をかけ合って床に入ります。

 

ところが、生まれたのは手足のない子(神様)と泡のような島でした。

 

二人は先輩神様たちに相談し意見を求めたところ、

 

「女神から先に声をかけたのがいけない。男神から先に声をかけなさい。」

 

とアドバイスをもらいます。

 

そして、

 

イザナギ:

「君は、何ていい女なんだ~!」

 

イザナミ:

「あなたって、何ていい男なの~!」

 

と、イザナギから先に声をかけて床に入ると、日本列島となる多数の島々と多数の神々が産まれます。

 

ところがある日、イザナミが、火之迦具土神(ヒノカグツチノカミ)という火の神様を産んだのが原因で火傷を負い、寝込んでしまいます。

 

イザナギは、イザナミを懸命に看病しますが、甲斐なくイザナミは亡くなってしまいます。

 

イザナギは悲み、剣を抜いてヒノカグツチノカミの首を斬って殺してしまいます。

 

亡くなったイザナミは、黄泉の国(ヨミノクニ)というところへ行ってしまいました。

 

悲しんだイザナギはイザナミを追いかけて黄泉の国へ行くことにします。

 

すると、黄泉の国のイザナミが住んでいる御殿の扉が開き、イザナギはイザナミと再会します。

 

イザナギ:

「君と僕との国作りはまだ終わっていない。さあ一緒に帰ろう。」

 

イザナミ:

「もう少し早く来てくださればよかったのに。せっかく来ていただいたけど、私はこの国の食べ物を食べて、もうこの国の住人になっちゃったので帰れないのよね~。でも、あなたがせっかく来てくれたんだから、帰してもらえるように黄泉の国の神様たちに相談してくるわね。だからその間、私の姿を見ないって約束してね。」

 

イザナミがこう言い残して、御殿の扉を閉めましたが、イザナギが待てど暮らせどイザナミは戻ってこないので、待ちきれなくなり、イザナギは扉を開けて御殿に入ってしまいます。

 

<こういう場合、約束破って見てしまうってのがパターンなんですよね~。(´・ω・`)>

 

扉を開けると御殿は真っ暗だったので、イザナギは一つ火を灯しします。

 

そして見てみると・・・

 

イザナギの目に飛び込んだのは、イザナミの恐ろしい蛆のわいた腐乱死体姿!!

 

イザナキ:

「ギャ――(゚∀゚)――!!」

 

イザナミ:

「見~た~な~!!(#゚Д゚)」

 

イザナギはビックリして逃げると、イザナミは、

 

「よくも私に恥をかかせてくれたわね~!!(#゚Д゚)」

 

と言って、予母都志許売(ヨモツシコメ)という妖怪女に、イザナギの後を追わせます。

 

イザナギは必死に逃げますが、ヨモツシコメに追いつかれそうになったので、髪に巻きつけてあったつる草を投げつけます。するとつる草が勢いよく成長し、ブドウの実がなりました。ヨモツシコメは、そのブドウにむしゃぶりつきます。

 

その隙にイザナギは逃げますが、ブドウを食い尽くしたヨモツシコメは再びイザナギを追いかけ、追いつかれそうになります。

 

すると次にイザナギは、髪に刺していた櫛を投げつけます。すると今度はタケノコが生えてきました。ヨモツシコメはタケノコを抜いて食べ始め、その隙にまたイザナギは逃げます。

 

イザナミは、ヨモツシコメだけでは頼りないとみて、今度は悪霊の大群を差し向けます。イザナギは剣を後ろ手に振りながら必死で逃げます。

 

イザナギが、黄泉の国と現実世界の境である黄泉比良坂(よもつひらさか)という場所に差し掛かると、そこに一本の桃の木が生えていました。イザナギは、桃の実を3個取り、悪霊たちに向かって投げつけると、

 

「ギャ━━━(|||゚Д゚)━━━━!!」

 

と言って、悪霊たちは逃げていきました。

 

最後に、イザナミ自身が腐乱死体になった身体を引きずってやってくると、イザナギは巨大な岩で道を塞ぎ、

 

「やっぱやめた。お前とは分かれることにすっから。」

 

と言って、離縁の呪文を唱え始めました。

 

イザナミ:

「あんた、そういう事言うわけ!? それだったら現実世界の人間どもを一日1,000人絞め殺してやるわよ!!(#゚Д゚)」

 

イザナギ:

「ああいいよ。それならこっちは、一日1,500の産屋を建てちゃるからね。」

 

<ほとんど子供のケンカですな。(´・ω・`)>

 

というわけで、二人は完全に離縁し、イザナギは現実世界の神様として、イザナミは黄泉の国の神様として別々の人生(神生?)を歩むことになったのでした。

 

イザナギとイザナミのお話はここまで。

 

次に続きます。

 


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